クールサンダー
「砥粒入り耐熱ナイロンブラシ」
耐熱 グリットホイールブラシになります。
WB-441、WB-443、WB-444、WB-448、WB-451、WB-453が該当商品になります。
耐熱 グリットプレスホイールブラシになります。
PR-65、PR-66、PR-67、PR-68、PR-69が該当商品になります。
耐熱 グリットカップブラシ(電動用)になります。
CN-41、CN-42、CN-43が該当商品になります。
耐熱 グリットカップブラシ(エアー用)になります。
CH-95、CH-96、CH-97、CH-98が該当商品になります。
耐熱 グリットベベルブラシ(電動用)になります。
BN-31、BN-32、BN-33が該当商品になります。
耐熱 グリットベベルブラシ(エアー用)になります。
BH-86が該当商品になります。
耐熱 グリット軸付ホイールブラシになります。
SW-60、SW-61、SW-62、SW-63、SW-64、SW-65が該当商品になります。
耐熱 グリット軸付カップブラシになります。
SC-90、SC-91、SC-92、SC-93が該当商品になります。
耐熱 カシメグリット軸付筒型ブラシになります。
SE-180、SE-181、SE-182、SE-183、SE-184、SE-185が該当商品になります。
耐熱 W巻 グリットコンデンサーブラシになります。
CD-139、CD-140、CD-141、CD-142、CD-143、CD-144、CD-145、CD-146が該当商品になります。
砥粒入り耐熱ナイロンブラシ
「クールサンダー」を製品化へ
新素材「砥粒入り耐熱ナイロン」使用したブラシ製品
『クールサンダー』シリーズ を製品化へ!
「研磨面に溶着しない砥粒入りナイロンフィラメント」
ステンレスに対し溶着することなくスムーズな研磨・研削加工ができる。
『クールサンダー』シリーズを製品化へ!
『クールサンダー』の特長とは?
『クールサンダー』は、乾式でも湿式でも、「強度」と「曲げ剛性」を向上させているため、更に過酷な作業条件のもとでもライフ(寿命)を延ばすことが可能です。
耐薬品性もその他のナイロンに匹敵し、作業温度が連続して高温状態でも安定的で溶着しない点は注目すべき点です。
<特長>
・ステンレス面でもナイロン溶着による付着が生じず、美しい研磨を実現。
・自生作用により長時間の高速回転使用でも溶着しない。
・ブラシの線材が折れにくく、あらゆる形状で作業が可能。
・破損や飛散による危険性も減少、より安全性の高い研磨作業が可能。
・ブラシ線材の消耗度が少なく、長時間の使用が可能。
<製品用途>
・塗料の剥離作業向け
・サビ落とし作業向け
・溶接ヤケ取り作業向け
・バリ取り作業向け
<新素材「砥粒入り耐熱ナイロン」の研磨実験>
研磨作業前 研磨作業後
新素材「砥粒入り耐熱ナイロン」は、従来品に比べ、長時間の使用が可能であることが実証され、さらに、研磨面に線材の溶着が残らないことも確認されました。
「砥粒入り耐熱ナイロン」の粒度及び機械技術的物性値
粒度 |
#46 |
#60 |
#80 |
#120 |
#180 |
#240 |
#320 |
#500 |
※ 標準番手は#46ですが、#60~#500 まで製作対応が可能です。
(機械技術的物性値)
特性 |
物性値 |
線径 [mm] | 0.45 [mm] ~ 2.00 [mm] |
粒度 | #46 ~ #500 |
色 | 黒色 |
融点(℃) | 217(℃) |
吸水率 [%] | 2.0% |
引張強度[cN/dtec] | 1.0[cN/dtec]~1.3[cN/dtec] |
引張伸度[%] | 18[%]~23[%] |
屈曲回復率[%] | 77.5[%]~80.5[%] |
湿曲げ硬さ[cN] | 280[cN]~1030[cN] |
※ 上記以外の線形や粒度での「クールサンダー」シリーズの製作可否については、まずは、弊社専門担当員にご相談を下さい。
「砥粒入り耐熱ナイロン」の『クールサンダー』とは?
現在、ブラシの使用線材と言えば「ワイヤ」が主流となっています。しかし、この「ワイヤ」を線材として使用した場合、線材の折損による事故の可能性があり、完全に防ぐことができないのが現状です。
そこで、この問題を解決すべく研究開発に励み、試行錯誤の末に、ナイロン材でも研磨作業中の摩擦熱に耐え、研磨面に溶着することのない新素材が生み出されました。
「研磨面に溶着しない砥粒入りナイロンフィラメント」の新素材「砥粒入り耐熱ナイロン」は、強度、剛性、耐疲労性、耐久性、耐薬品性、融点の高さなどの特性を付加することにも成功致しました。
この新素材「砥粒入り耐熱ナイロン」使用し製品化したのが
『クールサンダー』シリーズ です。
グリットの鋭いエッジが無作為にあらゆる方面に固定されるため、どのような形状の作業面でも確実にとらえることが可能です。また、弾力性のあるフィラメントが、加工部分を沿うように動き、すべての作業面の角度に対して順応します。
「砥粒入り耐熱ナイロン」のネジリブラシは高温下でも安心
従来まで、小径穴用のバリ取り作業・研磨作業を行う「研磨剤入りナイロンのネジリブラシ」では、作業効率を上げるために工具の回転数を上げるとナイロンが摩擦熱により研磨面に溶着するという問題がありました。このような問題を解決すべく、スムーズに美しく研磨・研削加工ができる「研磨面に溶着しない砥粒入りナイロンフィラメント」の新素材「砥粒入り耐熱ナイロン」のネジリブラシが完成致しました。
この「砥粒入り耐熱ナイロン」のネジリブラシは研磨作業時の摩擦熱による高温下な状況でも金属面に付着することなく作業を行うことが可能です。バリ取り作業や研磨作業時の摩擦熱に耐えうる「耐熱ネジリブラシ」をお探しの方には、ぜひとも、オススメの製品です。
さまざまな小径穴に対応できるようにあらゆるサイズ(10φから50φ)をご用意し、また、規格外のサイズや特殊な形状のオーダーメイドなどのご相談にも対応可能ですので、お気軽に弊社専門担当員にご相談を下さい。
※通常の「砥粒入りナイロン」ブラシの製品をお探しの方は、↓をクリックして下さい。弊社の製品化された様々なタイプの「砥粒入りナイロンブラシ」のシリーズ製品がご覧になれます。また、弊社では、製品化されている「砥粒入りナイロンブラシ」のタイプ以外にも、砥粒入りナイロンを使用したオーダーメイド品の製造対応も可能です。
<油圧シリンダー内にバリが発生している小径穴のバリ取り作業例>
油圧シリンダー内にバリが発生しているため、小径穴を弊社新素材の「砥粒入り耐熱ナイロン」のネジリブラシ(外径10φと外径16φのネジリブラシ)を用いてバリ取り作業を行う。また、高温下でも作業可能な「砥粒入り耐熱ナイロン」のネジリブラシは上記の2種類を用いてバリ取り作業を行う。
①「砥粒入り耐熱ナイロン」の外径16φのネジリブラシを用いバリ取り作業
作業効率を上げるために工具の回転数を上げても「砥粒入り耐熱ナイロン」のネジリブラシは、摩擦熱による影響(研磨面へのナイロンの溶着)はなくスムーズに美しく研磨・研削加工ができました。
「砥粒入り耐熱ナイロン」のネジリブラシでバリ取り作業後
②「砥粒入り耐熱ナイロン」の外径10φのネジリブラシを用いバリ取り作業
作業効率を上げるために工具の回転数を上げても「砥粒入り耐熱ナイロン」のネジリブラシは、摩擦熱による影響(研磨面へのナイロンの溶着)はなくスムーズに美しく研磨・研削加工ができました。
「砥粒入り耐熱ナイロン」のネジリブラシでバリ取り作業後
※弊社では、お客様のあらゆる使用目的にあわせた「『クールサンダー』シリーズ」をオーダーメイドで製造し御提供することが可能です。
まず、弊社に御電話で御相談を下さい。専門担当員が対応致します。
『クールサンダー』シリーズの使用例
<『クールサンダー』シリーズのネジリブラシ 使用例>
従来まで、小径穴用のバリ取り作業・研磨作業を行う「研磨剤入りナイロンのネジリブラシ」では、作業効率を上げるために工具の回転数を上げるとナイロンが摩擦熱により研磨面に溶着するという問題がありました。このような問題を解決すべく、スムーズに美しく研磨・研削加工ができる「研磨面に溶着しない砥粒入りナイロンフィラメント」の新素材「砥粒入り耐熱ナイロン」をネジリブラシが完成致しました。
この「砥粒入り耐熱ナイロン」のネジリブラシは、小径穴用のバリ取り作業・研磨作業時の摩擦熱にも耐えうる「耐熱ネジリブラシ(金属面に付着することなく作業を行うことが可能)」ですので、このような作業時の耐熱対応のブラシをお探しの方には、ぜひ、オススメの製品です。
「砥粒入り耐熱ナイロン」のネジリブラシ(外径10φと外径16φ)のバリ取り作業例
左の写真は『クールサンダー』で研磨前、右の写真は『クールサンダー』で研磨後
「砥粒入り耐熱ナイロン」のネジリブラシならば、高温下でも研磨面に線材(砥粒入りナイロンフィラメント)が溶着しないことも確認されました。
<『クールサンダー』シリーズのベベルブラシ 使用例>
『クールサンダー』シリーズのベベルブラシを使用前の研磨面
<研磨作業前の錆びた金属面>
錆びた金属面を『クールサンダー』シリーズのベベルブラシを使用し研磨作業を実施
高速回転で錆びた金属面を研磨しても「砥粒入りナイロンフィラメント」は研磨面に溶着せず、スムーズに美しく研磨・研削加工ができました。
↓
『クールサンダー』シリーズのベベルブラシを使用後の研磨面
<研磨作業後の金属面>
左半分が『クールサンダー』で研磨前、右半分が『クールサンダー』で研磨後
研磨面に線材(砥粒入りナイロンフィラメント)が溶着しないことも確認されました。