チャンネル直線ブラシ
<チャンネル直線ブラシの特長>
・密度が高く、脱毛しづらいので耐久性には優れています。
・チャンネル幅の選択により、ブラシの密度を自由に選ぶことができます。
・ブラシの長さや毛丈などの寸法を、自由に選ぶことができます。
・用途に応じてステンレスチャンネルも製作することができます。
<チャンネル直線ブラシの仕様>
寸法:ブラシの寸法は、使用条件によって自由に寸法を選択することが可能。
ブラシ面長(ℓ):使用対象物の条件にあわせブラシ面長を決めることが可能。
チャンネル幅(ChNo.):毛量に応じてチャンネル幅を決めることが可能。
チャンネルの材質:使用条件により亜鉛鍍金軟鋼かステンレスを決定が可能。
高さ(h):使用する対象物の条件にあわせて高さを決めることが可能。
線材・材質:使用条件により決めることが可能。
<取り付け金具使用例>
標示方法
h(高さ)×ℓ(ブラシの面長)、ChNo.(チャンネル幅)、線材
チャンネル直線ブラシ 製品例
チャンネル直線ブラシ (特注品)
使用環境別に特注品で製作された チャンネル直線ブラシ です。
弊社では、さまざまな線材でチャンネル直線ブラシを製作することが可能です。
チャンネル直線ブラシ (耐静電性対応チャンネル直線ブラシ) (特注品)
チャンネル直線ブラシ (耐静電性対応チャンネル直線ブラシ) です。
チャンネルの線材に耐静電性のサンダーロンを使用しています。特注品になります。
チャンネル直線ブラシ (カップ型に加工) (特注品)
チャンネル直線ブラシ (カップ型に加工) です。特注品になります。
用途としては、機械加工後のバリ取り作業用や表面処理や研摩の作業用に使用します。
チャンネル直線ブラシ
(メンテナンス用ブラシ仕様 メンテナンスブラシA・J型)(特注品)
メンテナンス用ブラシ(チャンネル直線タイプ メンテナンスブラシA型・J型)です。
特注品で、材質はポリプロピレンになります。
製作依頼を受け製品化を致しました。
チャンネルブラシの仕様と種類について
チャンネルブラシは、チャンネルと呼ばれるU字型の金属にブラシ毛材を挿入した高性能のブラシです。
「チャンネルブラシ」は、直線状の直線ブラシや金属ロールに巻き付けたロールブラシなど使用目的に合わせた、あらゆる形状があります。製品の用途別で、チャンネルブラシの基材を耐酸性・耐熱性・耐腐食性などの仕様にすることも可能です。また、構造上、チャンネルブラシは、毛材密度が高いブラシであるため、重研磨などのブラシに負担がかかる作業をしても脱毛しづらいので耐久性が高いです。
<チャンネルブラシの構造>
<チャンネル材の種類>
①亜鉛鍍軟鋼帯(亜鉛鍍金)
②ステンレス鋼帯(SUS304)
③耐熱ステンレス鋼(SUS310)
④高耐食性ステンレス鋼(SUS316)
⑤チタン材(オールチタニウム製品の製造が可能)
などの基材が対応可能です。
※上記以外の基材が必要な場合は、弊社、専門担当員に御相談を下さい。
<チャンネルブラシ標準規格寸法>
(単位:mm)
サイズ ch NO. |
幅×高さ |
チャンネル 厚さ×幅 |
芯線 |
コイル ロール 最小内径 亜鉛鍍金 |
コイル ロール 最小内径 SUS |
カップ 最小内径 亜鉛鍍金
|
カップ 最小内径 SUS |
内捲き 最小内径 亜鉛鍍金 |
内捲き 最小内径 SUS |
#2 | 2.5×3 | 0.4×7 | Φ0.8 | Φ4 | Φ5 | Φ12 |
Φ16 |
Φ26 |
Φ28 |
#3 |
3×4 | 0.6×10 | Φ1.2 |
Φ4 |
Φ9 |
Φ12 |
Φ20 |
Φ30 |
Φ30 |
#5 |
5×5 | 0.8×12.5 | Φ1.2 |
Φ8 |
Φ15 |
Φ20 |
Φ40 |
Φ40 |
Φ50 |
#6 | 6×7 | 1.0×17 | Φ1.5 | Φ20 | Φ25 | Φ35 | Φ70 | Φ75 | Φ80 |
#8 | 8×9 | 1.0×22 | Φ2.0 | Φ40 | Φ50 | Φ70 | Φ80 | Φ140 | Φ150 |
#10 | 10×11 | 1.2×28 | Φ2.5 | Φ90 | Φ120 | Φ90 | Φ130 | Φ150 | Φ170 |
#13 | 13×14 | 1.4×37 | Φ3.0 | Φ200 | Φ20 | 不可 | 不可 | Φ300 | Φ500 |
「チャンネルの大きさ」や「チャンネル材質(亜鉛鍍金・SUS)」でブラシ仕様の最小径は違います。
<チャンネルブラシの最小内径と最小外径>
(コイル・ロールの最小内径について)
「コイル・ロールの最小内径」とは、ブラシを軸部に巻きつけることができる最小内径のことです。
※CH8はブラシを巻きつける軸径(亜鉛メッキCHはφ40以上、ステンレスCHはφ50以上)の太さが必要です。
(カップの最小内径について)
「カップの最小内径」とは、カップ型にした場合の内側部分の最小内径のことです。
※CH8はカップブラシのCH部分の内側(亜鉛メッキCHはφ70以上、ステンレスCHはφ80以上)の内径でないとカップ形状になりません。
(内巻きの最小外径について)
毛材が中心部に向かっている内巻きブラシの場合は、外径部分で製造可能な最小外径が決まります。
※CH5は内巻きブラシのCH部分の外径(亜鉛メッキCHはφ40以上、ステンレスCHはφ50以上)の外径でないと内巻きブラシの形状になりません。