機械植え式(打ち込み式)
「機械植え式(打ち込み式)」は、植え込みにくい形状のブラシ台の場合 や ブラシ毛材の腰が硬すぎたり・柔らかすぎたりする場合に毛材を芯金と一緒に植込み、ポンチによって穴に圧入して固定する製造方法です。
また、芯金の形状によって「丸線植え」と「平線植え」のタイプに分類されます。
機械植え 「丸線植え」の場合:
穴径が大きい場合や打ち込み材料の線径が太い場合は「丸線植え方式」
<「丸線植え方式」の特長>
・強度が強く抜毛しにくい。
・複雑な形状への植毛や角度をつけた植毛も可能。
・植え込み台が薄く長い形状だと穴径や穴数によって反ってしまうことがある。
・大きい穴径(2.5Φ~9Φ)に植毛できるが、植え込み台が5.5mm以上の厚みが必要。
機械植え 「平線植え」の場合:
穴径が小さい場合や打ち込み材料の線径が細い場合は「平線植え方式」
<「丸線植え方式」の特長>
・強度は「丸線植え」に比べると少し劣る。
・「丸線植え」にくらべ反りにくい。
・小さい穴径(1.7Φ~4Φ)に植毛でき、植え込み台は3.5㎜以上の厚みが必要。
<打ち込み式ブラシの特長>
・複雑な形状のブラシ台にも、お客様の用途に応じて製品化することが可能。
・線材の脱毛がしにくいので耐久性には非常に優れています。
・ブラシの長さや毛丈などの寸法を、自由に選ぶことができます。
・サイズ、毛材設置面積、線径も自由自在に選ぶことも可能。
・毛材はナイロン、砥粒入りナイロン、鋼線、ステンレス線などにすることも可能。
機械植え式(打ち込み式)ブラシ製品例
機械植え式ブラシ(小判型)
長めの金属線の機械植え式ブラシ(打ち込みブラシ)になります。
「丸線植え方式」で打ち込んだ機械植ブラシです。
機械植え式ブラシ (左官用ブラシ)
工事現場で左官用に使用するブラシになります。
「丸線植え方式」で打ち込んだ機械植ブラシです。
機械植え式ブラシ(両端打ち込みブラシ) (特注品)
両端にナイロンの化学繊維を打ち込みした機械植え式ブラシ になります。
「丸線植え方式」で打ち込んだ機械植ブラシです。
機械植え式ブラシ (洗浄手作業用ブラシ 馬毛使用)
動物性繊維の馬毛を打ち込んだ機械植え式ブラシになります。
「丸線植え方式」で打ち込んだ機械植ブラシです。
洗浄作業 向けに特注品を製品化を致しました。
機械植え式ブラシ (メンテナンス手作業用ブラシ 真鍮線使用)
真鍮の金属線(細線)を「平線植え方式」で打ち込んだ機械植え式ブラシになります。
金属表面のサビ落とし・汚れ落とし作業 や メンテナンス作業 向け
機械植え式ブラシ (ナイロン線使用) (特注品)
ナイロンを「平線植え方式」で打ち込んだ機械植え式ブラシになります。
特注品を製作依頼を受け製品化を致しました。