手植え方式
「手植え方式」は、引き線と呼ばれるステンレス線により連続して植毛されているため、一穴ごとに植毛されている「機械植え方式(打ち込み方式)」に比べとても丈夫です。また、手作業で一穴ごとに手縫いするため毛切れを起こさず脱毛もほとんどなく、毛材が磨耗した場合でも毛材を植え替えすることで繰り返し使用できます。
縫いとる線材はステンレス線(SUS線)を使用し、ブラシの植込み穴はφ3mm~φ6mmが標準です。また、PPやテフロンなどの植込み台・毛材・縫い糸を用い、耐酸仕様や金属レスのブラシの製作対応も可能です。
手植えの場合:
機械植えでは難しい場合やブラシの植え替えを行う場合は「手植え方式」
「手植え方式」は、使用用途に応じて、サイズ・毛材設置面積・植毛穴径・植毛穴数・線径を多種多様な形状で製作することが可能です。また、毛材(基材)をナイロン、砥粒入りナイロン、鋼線、ステンレス線、動物繊維(獣毛)、植物繊維などにすることが可能ですし、特殊加工で毛材(基材)を耐酸性・耐熱性・耐腐食性などの仕様にすることも可能です。
※また、弊社に『ブラシ再生(植替え・巻替え・張替え)』のご相談を頂ければ、現在使用されているブラシが消耗していても、新たに土台部分を製作する必要がないためコスト低減しながらブラシの復元が可能となります。現在ご使用の「ブラシのコスト低減」や「使用後の産業廃棄物の削減」を御検討の方には、弊社のブラシ再生(植替え・巻替え・張替え)をお奨め致します。
<手植え式の特長>
・毛材が磨耗した場合でも、毛材を植え替えすることで繰り返し使用できます。
・手作業で一穴ごと手縫いするため毛切れを起きず脱毛もほとんどありません。
・線材の脱毛がないので耐久性には非常に優れています。
・ブラシの長さや毛丈などの寸法を、自由に選ぶことができます。
・サイズ、毛材設置面積、線径も自由自在に選ぶことも可能。
・毛材はナイロン、砥粒入りナイロン、鋼線、ステンレス線などにすることも可能。
・特殊加工で毛材(基材)を耐酸性・耐熱性・耐腐食性などにすることも可能です。
・ブラシの植え込み台を樹脂製、金属製、木製などにすることも可能です。
手植え式ブラシ 製品例
手植え式ブラシ (植込み板ブラシ小型サイズ) (特注品)
植込み板ブラシ小型サイズ (特注品)になります。
小型サイズで製作依頼を受け手植え式で製造し製品化致しました。
弊社では植込み台・毛材・線材をテフロンやポリプロピレンなどを使用して耐酸性式などにすることも可能です。
手植え式ブラシ (超小型サイズ ナイロン線使用) (特注品)
手植え式ブラシ(超小型サイズ)です。特注品になります。
超小型サイズで製作依頼を受け手植え式で製造し製品化致しました。
弊社では植込み台・毛材・線材をテフロンやポリプロピレンなどを使用して耐酸性式などにすることも可能です。
手植え式ブラシ (植込み板ブラシ大型サイズ) (特注品)
植込み板ブラシ大型サイズ (特注品)になります。
大型サイズで製作依頼を受け手植え式で製造し製品化致しました。
弊社では植込み台・毛材・線材をテフロンやポリプロピレンなどを使用して耐酸性式などにすることも可能です。
手植え式ブラシ (馬毛ブラシ特注超大型サイズ) (特注品)
馬毛ブラシ(手持ち-手植えタイプ) 特注品になります。
超大型サイズで製作依頼を受け製品化を致しました。
手植え式ブラシ (洗浄手作業用ブラシ 馬毛使用)
動物性繊維の馬毛を手植えしたブラシになります。
洗浄作業 向けに特注品を製作依頼を受け製品化を致しました。
手植え式ブラシ (平面研磨作業用ブラシ 研磨材ナイロン使用)
植込み式円盤ブラシです。研磨材ナイロン製の特注品になります。
平面研磨に使用する植込み式円盤ブラシです。
一般的には、塗装前の足付けの研磨作業用に使用します。
使用するブラシ材は耐酸性、耐熱性、耐腐食性などの特殊仕様にすることも可能です。