ファクトリーオートメーション向け関連製品一覧
【FA向けチャンネルブラシ】
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※弊社のチャンネルブラシは、お客様の要望に合わせた設計仕様で特注品製造のご相談が可能です。ブラシ材の材質、形状、線径、軸径、大きさなどをフルオーダーメイドでチャンネルブラシを製造可能です。
※弊社では、FA(ファクトリーオートメーション)の生産システムに使用される自動機向けのチャンネルブラシ(FA向けのブラシ)をオーダーメイドで製造することが可能です。一度、弊社にお電話で専門担当者にご相談下さい。
チャンネルブラシとは?
(チャンネルブラシの仕様と使用例について)
「チャンネルブラシ(チャネル式ブラシ)」は、チャンネルと呼ばれるU字型の金属にブラシ毛材を挿入した高性能のブラシです。
「チャンネルブラシ(チャンネル式ブラシ)」は、直線状の直線ブラシや金属ロールに巻き付けたロールブラシなど使用目的に合わせた、あらゆる形状があります。製品の用途別でチャンネルブラシの基材を耐酸性・耐熱性・耐腐食性などの仕様にすることも可能です。また、構造上、チャンネルブラシは毛材密度が高いブラシであるため、重研磨などのブラシに負担がかかる作業をしても脱毛しづらいので耐久性が高いです。
<チャンネルブラシの構造>
<チャンネル材の種類>
①亜鉛鍍軟鋼帯(亜鉛鍍金)
②ステンレス鋼帯(SUS304)
③耐熱ステンレス鋼(SUS310)
④高耐食性ステンレス鋼(SUS316)
⑤チタン材(オールチタニウム製品の製造が可能)
などの基材が対応可能です。
※上記以外の基材が必要な場合は、弊社、専門担当員に御相談を下さい。
<チャンネルブラシの毛材の種類>
※↓下記の毛材のリストのアイコンをクリックして頂きますと、各毛材の説明サイトをご覧になれます。
⇒鋼線(SW)・黄より線(STC)・亜鉛鍍金線(GSW)・焼入線(OT)・ステンレス線(SUS)SUS304・ステンレス線(SUS)SUS316・ステンレス線(SUS)SUS310・真鍮(BS)・鉄線(F)・タングステン(W)・チタン線(T)・リン青銅(PB) が、チャンネルブラシの金属線の毛材になります。
⇒ナイロン(NY)・砥粒入りナイロン(グリット)・砥粒入りPBT・コーネックス(アラミド繊維)・砥粒入りコーネックス(アラミド繊維)・ポリプロピレン(PP)・三角ポリプロピレン(PP)・塩化ビニール(PVC)・テトロン(ポリエステル)・テフロン(フッ素繊維)・エレバイ(ナイロン系)・サンダーロン(アクリル繊維)・モノエイト・サラン繊維(PVDC) が、チャンネルブラシの化学繊維の毛材になります。
⇒馬毛(HH) ・豚毛(PH)・白羊毛(GH)・パキン(タンピコ)・パーム・シダ・シュロ が、チャンネルブラシの動物繊維・植物繊維の毛材になります。
⇒ネオグリット・タイネックス・トレグリット・アバロン が、チャンネルブラシの砥粒入りナイロン(グリット) の毛材になります。
⇒クールサンダーが、チャンネルブラシの砥粒入り耐熱ナイロンの毛材になります。
<チャンネルブラシ標準規格寸法>
(単位:mm)
サイズ ch NO. |
幅×高さ |
チャンネル 厚さ×幅 |
芯線 |
コイル ロール 最小内径 亜鉛鍍金 |
コイル ロール 最小内径 SUS |
カップ 最小内径 亜鉛鍍金
|
カップ 最小内径 SUS |
内捲き 最小内径 亜鉛鍍金 |
内捲き 最小内径 SUS |
#2 | 2.5×3 | 0.4×7 | Φ0.8 | Φ4 | Φ5 | Φ12 |
Φ16 |
Φ26 |
Φ28 |
#3 |
3×4 | 0.6×10 | Φ1.2 |
Φ4 |
Φ9 |
Φ12 |
Φ20 |
Φ30 |
Φ30 |
#5 |
5×5 | 0.8×12.5 | Φ1.2 |
Φ8 |
Φ15 |
Φ20 |
Φ40 |
Φ40 |
Φ50 |
#6 | 6×7 | 1.0×17 | Φ1.5 | Φ20 | Φ25 | Φ35 | Φ70 | Φ75 | Φ80 |
#8 | 8×9 | 1.0×22 | Φ2.0 | Φ40 | Φ50 | Φ70 | Φ80 | Φ140 | Φ150 |
#10 | 10×11 | 1.2×28 | Φ2.5 | Φ90 | Φ120 | Φ90 | Φ130 | Φ150 | Φ170 |
#13 | 13×14 | 1.4×37 | Φ3.0 | Φ200 | Φ20 | 不可 | 不可 | Φ300 | Φ500 |
<チャンネルブラシの最小内径と最小外径>
(コイル・ロールの最小内径について)
「コイル・ロールの最小内径」とは、ブラシを軸部に巻きつけることができる最小内径のことです。
※CH8はブラシを巻きつける軸径(亜鉛メッキCHはφ40以上、ステンレスCHはφ50以上)の太さが必要です。
(カップの最小内径について)
「カップの最小内径」とは、カップ型にした場合の内側部分の最小内径のことです。
※CH8はカップブラシのCH部分の内側(亜鉛メッキCHはφ70以上、ステンレスCHはφ80以上)の内径でないとカップ形状になりません。
(内巻きの最小外径について)
毛材が中心部に向かっている内巻きブラシの場合は、外径部分で製造可能な最小外径が決まります。
※CH5は内巻きブラシのCH部分の外径(亜鉛メッキCHはφ40以上、ステンレスCHはφ50以上)の外径でないと内巻きブラシの形状になりません。
<チャンネルブラシの取り付け金具使用例>
標示方法
h(高さ)×ℓ(ブラシの面長)、ChNo.(チャンネル幅)、線材
<FA向けのチャンネルブラシの使用例>
・バリ取り向け
・製品の表面処理(ワークのならし)向け
・汚れやサビなどの付着物除去向け
・塗料の剥離作業向け
・清掃や洗浄の工程向け
・搬送や運搬などのライン向け
・異物除去向け
・防塵向け
など様々な工程で使用されています。
※チャンネルブラシに、ネジ付き・パイプ付き・プレート付きの「取り付け型」オーダーメイド品を製造への対応やブラシ材(基材)を耐酸性・耐熱性・耐腐食性などの特別仕様にすることも可能です。まず、弊社に御電話で御相談を下さい。専門担当員が対応致します。